HFX14VS

hirofumix_plus

2014年オータムGP用にスクーデリアHIROFUMIXが投入したニューマシン。久々にマスダンパーが絶対装備にならないタイプのレイアウトに対し、大径ソフトバレル☓大径ハードバレル（グレー）のセットにナロートレッドという最近の流行から離れた切り口で挑戦する意欲作。前後自作スライドダンパーに加え、極定位置かつ前方に寄らせたフロントローラーならテコの原理で一般的な配置より強いダウンスラスト効果を得られないか？それによって浅いスラスト（スライドダンパーに起因する抜けてしまうスラストを含む）でも大きなダウンフォースを得てスロープ上りでの飛びすぎを防げるのではないか？という「ああ、こいつ走りこんでないからそういう思考回路なんだな」理論を元にセッティングを詰めた。新橋で調子が良かったので期待とともに出走したもののこの年最後の参戦もスピード負けの2位完走一次予選敗退。久々に卸したポリカボディもキャノピーの塗装に失敗気味で泣ける。でもいいんだ。今シーズン中にケータハムカラーをギリギリ公式戦に間に合わせられたから。ちなみに僕は基本的にマシン名をHFX（西暦下二桁）にしてしまうので、1シーズン中に全く違うマシンを作っても形式名のメイン部分が同じでややこしくなる…