1/32 フルカウルミニ四駆”ブロッケン・ギガント(MA版)”

1/32 フルカウルミニ四駆”ブロッケン・ギガント(MA版)”

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2016/03/06 15:23 に公開

こちらはガンブラスターXTOの前に使用していた、MAシャーシ版ブロッケンG(ギガント)です。
しばらく使用していた為シール剥がれやマシンの損傷などが顕著になった為、同じ要領で
MA版のガンブラスターXTOを製作し、ディスプレイ用に回していました。
しかし、久しぶりに走らせたくなったのと、ブロッケンGのシールを新しく入手できたので、
実走可能な状態までレストアしています。

ブロッケンGは、大神博士のバトルマシンを操る大神三人衆(戒厳令トリオ)の一人、
巨漢の少年・近藤ゲンに与えられたヘビー級のミニ四駆です。
何よりもパワー重視のセッティングと、フロントモーター故の安定感と重量感、
そしてその(ヘビー級の持ち主と同じく)重量そのものを武器として他車を文字通り踏みつぶしてしまう
「ハンマーGクラッシュ(アニメではブロッケンクラッシュ)」を得意技としています。
(アニメではフロントカウル内部に内蔵された牙でマシンを噛み砕く「ブロッケンファング」も
 披露しています)
他の二人(沖田カイ、土方レイ)に比べ、小学生とは思えない巨体(とそれに見合わない幼児性)を
誇るゲンですが、レーサーとしては他の二人にやや劣る所があり、
マシンを完走させる、トップを目指す、という事には今一つ縁がありませんでした。
(そのため、大神博士はグレートジャパンカップに無理矢理敗者復活戦をねじ込みました)
しかし、スーパーグレートジャパンカップ第二戦において、雪山で悪戦苦闘するゲンは、
思い余って大神博士が装備したバトルパーツをすべてもぎ取ってしまい、結果大幅な軽量化を
果たしたブロッケンGは、アタックなしで正々堂々1位をもぎ取り、ゲンは初めての優勝の喜びに
打ち震えるのでした。
しかし、最終戦では結局バトルレースのスタイルを捨てきれず、その結果仲間割れを起こして
カイのビークスパイダーと同士討ちの末リタイヤしています。

その後、ゲンは大神博士の元を離れ、スペインのミニ四駆チームに参加。
同じくアフリカ代表チーム・サバンナソルジャーズのコーチとなったカイに宛てたビデオレターでは、
修復されてボディカラーも黒くなったブロッケンG・ブラックスペシャルが登場。
「レッツ&ゴー!!MAX」ではブロッケンGの量産型が市販されています。

キットはガンブラスター同様スーパーFMシャーシですが、これもノーマルモーターとギアカバーを
切り張りして作ったダミーモーターユニットを装着し、現物合わせでMAシャーシに適合させています。
(MAギアカバーの一部とフェンダーの干渉部分を削れば、
 まるで最初からMAマシンだったかのように適合するのです)

今回のレストアでは、色もくすんで剥がれかけてきた文字シールをすべて新しいものに交換。
剥げていた黒縞模様をレタッチ(文字以外は全て塗装です)
MAシャーシも新調(加工してブロッケンG専用にしていたギアカバーは流用)し、
ホイールも劇中カラーと同じイエローのローハイト(シャイニングスコーピオンプレミアム付属)に交換、
タイヤはブレイジングマックスのVS用小径タイヤを履かせています。
ボディキャッチは度重なるクラッシュで破損してしまったので、
固定方法をリア上面からのネジ2本止めに変更。SFM用のボディキャッチはダミーとして
シャーシに接着しています。
同時にボディとシャーシのクリアランスを再修正し、調整用のスポンジなしでも
干渉や異音を起こさず静かに駆動するようになりました。

これらのレストア作業で、実走状態まで復元されたブロッケンG,
あとは走行用装備を整えれば、再びコースを駆ける事ができます。

潰せェ!ブロッケンG!!


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TOY-BOX

ホームは初心者の子供たちが多い体験走行会なので、
大人げない行為ややりすぎのマシンで
子供たちの遊び場を奪わないよう、
彼らに真似できない改造はしない事をモットーに補助、コーチングをメインとして活動しています。
(但しライバルが欲しいという子は別)
その分外見はモデラーとして大人げなくやりますがw
主に塗装やギミック加工による原作再現派ですので、オリジナリティは欠乏気味なので悪しからず。