ハイパーダッシュ3号・誇りの流星(シューティング・プラウド・スター)

ハイパーダッシュ3号・誇りの流星(シューティング・プラウド・スター)

10,861 viewed
Published January 09, 2016 23:08

こちらが現在唯一本格的な改造を解禁している、私の公式レース用マシン。
ハイパーダッシュ3号・シューティングプラウドスターです。
ジャパンカップ2015愛知大会用に同様の装備で準備していたアバンテMk-IIが、
本番直前の練習走行で大破してしまい、あとでじっくり作ろうと思っていた
新発売のマシン(本番当日の2日前に入手)を急遽投入せざるを得なくなり、
大慌てで組み立てました。

立体コース攻略を想定しているので軽量化はあえて行わず、
ボディの外見を極力損ねない形で制振システムを組み込むために、
ボディはMSシャーシ用ブレーキセットを加工した部品とキャップスクリュー、
六角マウントを組み合わせて作った蝶番を車体後部に装着し、
ここを起点にボディが開閉するボディマスダンパー機構を製作しました。
(一般的なスプリングとFRPプレートを組み合わせた提灯とは異なります)
錘は蝶番と同じMSブレーキの部品でボディサイドに固定し、サイドのFRPプレートを
打点として衝撃をシャーシに伝えます。
構造が単純で、蝶番を外せば従来のボディキャッチでの固定も可能です。
但し、ボディが開きすぎて立体交差に引っかかり、ドリフのコントのごとく
ひっくり返ってしまうという笑える事故が発生したので、
リアローラーの間にFRPプレートを渡してストッパーにしています(ウイングが引っかかって止まる)

ローラー系は安全重視で19mmと17mmのホイールスタビをチョイス。
フロントアンダーガードを前後に装着してブレーキ代わりにしています。

構造上、スライドダンパーを装備することができなかったので、
スーパーXシャーシ用の72mmシャフトとスプリングセット、メタル軸受けを組み合わせた
スライドシャーシ機構を採用しています。
(考案者様のマシンほど精密ではありませんが、ローラーがボディごと左右にスライドして
 一応スラダンとしての機能は果たします)

ホイールはローハイトホイールのディッシュタイプと標準スリックタイヤ、
後輪はアバンテMk-III2015SP付属のハードタイプレタータイヤに換装しています。
(四輪をハードにすると坂を登れないので)

塗装は例によって、指定カラーベースのメタリック仕上げですが、何分にも
慌てて作ったのでマスキングはガタガタです。
車検担当のスタッフさんには「綺麗に塗れていますね」とお褒めいただいたのですが、
何とも心苦しい限りw

本戦では欲張ってハイパーダッシュモーターPROを使ったのがいけなかったのか、
スタート直後のプラウド着地でなぜか水泳のクイックターンのごとく美しく回転し、逆走して失格。
わずか2秒で出番が終わってしまいましたが、年末のミニ四駆ファン感謝祭では
ハイパーダッシュサーキット2015をHDPで難なく完走できました。
チャンピオンロード2015も、スピードこそ他のマシンに劣り、左後輪が外れてしまったものの、
最後まで粘り強く走りぬいて完走勝ち。安定性の高さを立証してくれました。
これからも公式戦では、切り札として活躍してくれることでしょう。


Comment

TOY-BOX

ホームは初心者の子供たちが多い体験走行会なので、
大人げない行為ややりすぎのマシンで
子供たちの遊び場を奪わないよう、
彼らに真似できない改造はしない事をモットーに補助、コーチングをメインとして活動しています。
(但しライバルが欲しいという子は別)
その分外見はモデラーとして大人げなくやりますがw
主に塗装やギミック加工による原作再現派ですので、オリジナリティは欠乏気味なので悪しからず。